歌川 重丸(うたがわ しげまる、生没年不詳)とは、江戸時代の浮世絵師。
来歴
師系不詳。『浮世絵師伝』によれば初代歌川広重の門人とするが、『浮世絵備考』には「歌川国丸の門弟、一説に広重の門人とするは非なり」とある。作画期は嘉永の頃とされる。
作品
- 「江戸名所 御殿山満花」 横大判錦絵揃物 ※嘉永5年(1852年)
- 「江戸名所 飛鳥山花盛」 ※同上
- 「江戸名所 御茶之水水道橋」 ※同上
- 「霞ヶ関」 横大判錦絵
- 「鬼娘退治」 大判錦絵2枚続 千葉大学図書館所蔵 ※慶応3年(1867年)2月、丸平版
参考文献
- 梅本鐘太郎編 『浮世絵備考』 東陽堂、1898年 ※国立国会図書館デジタルコレクションに本文あり[1]。
- 井上和雄編 『浮世絵師伝』 渡辺版画店、1931年 ※国立国会図書館デジタルコレクションに本文あり[2]。
- 日本浮世絵協会編 『原色浮世絵大百科事典』(第2巻) 大修館書店、1982年 ※49頁


![歌丸 2018年01月12日の人物のボケ[58263896] ボケて(bokete)](https://d2dcan0armyq93.cloudfront.net/photo/odai/600/5475031a707bffe99978415f145e9c8c_600.jpg)

