東又兵ヱ町(ひがしまたべえちょう)は、愛知県名古屋市南区の地名。現行行政地名は東又兵ヱ町1丁目から東又兵ヱ町5丁目。住居表示未実施。
地理
名古屋市南区中央部に位置する。東は荒浜町・浜中町、西は西又兵ヱ町、南は弥次ヱ町、北は忠次に接する。
歴史
町名の由来
当地は1715年(正徳5年)、加藤又兵衛勝貞の手により開発された又兵衛新田の一部にあたる。
沿革
- 1960年(昭和35年)3月20日 - 南区笠寺町・弥次ヱ町・豊田町・浜中町・荒浜町の各一部により、同区東又兵ヱ町として成立。
町名の変遷
世帯数と人口
2019年(平成31年)4月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである。
人口の変遷
国勢調査による人口の推移
学区
市立小・中学校に通う場合、学校等は以下の通りとなる。また、公立高等学校に通う場合の学区は以下の通りとなる。
交通
町の中央を南北に国道23号(名四国道)が縦断する。
施設
町域中央にはかつて帝人名古屋工場が所在した。1978年(昭和53年)5月に工場が閉鎖されると、隣接した旧国鉄笠寺駅コンテナ基地跡地を含めた再開発が計画されることとなった。1984年(昭和59年)4月には先行して愛知県立名古屋南高等学校が開校し、1987年(昭和62年)7月には名古屋市総合体育館が開業した。
また、1983年(昭和58年)6月には名古屋市南社会教育センター(1997年に名古屋市南生涯学習センターと改称)が開設され、南区における生涯学習の拠点となっている。
4丁目に鎮座する稲荷神社は又兵衛新田開発の際に祀られた神社である。
その他
日本郵便
- 郵便番号 : 457-0833(集配局:名古屋南郵便局)。
脚注
WEB
文献
参考文献
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 23 愛知県』角川書店、1989年3月8日。ISBN 4-04-001230-5。
- 名古屋市計画局『なごやの町名』名古屋市計画局、1992年3月31日。全国書誌番号:93012879。
- 南区制100周年記念事業実行委員会 編『南区制100周年記念誌』南区制100周年記念事業実行委員会、2008年。全国書誌番号:21459261。
- 名古屋市教育委員会事務局総務部企画経理課 編『教育要覧 平成30年版』名古屋市教育委員会、2018年。
関連項目
- 名古屋市の地名
外部リンク
- ウィキメディア・コモンズには、東又兵ヱ町に関するカテゴリがあります。




