牧 達之(まき たつゆき、1872年8月1日(明治5年6月27日)- 1946年(昭和21年)2月2日)は、日本の陸軍軍人。最終階級は陸軍中将。
履歴
石川県出身。牧達安の長男として生まれる。1894年(明治27年)7月、陸軍士官学校(5期)を卒業。同年9月29日、歩兵少尉に任官。1901年(明治34年)5月、歩兵大尉に昇進し仙台陸軍地方幼年学校生徒監から歩兵第41連隊中隊長に転任。1907年(明治40年)11月、歩兵少佐に進級し歩兵第11連隊付となる。1914年(大正3年)8月、歩兵中佐に進み歩兵第11連隊付となる。1916年(大正5年)4月、高知連隊区司令官に就任し、1917年(大正6年)8月、歩兵大佐に昇進した。
1918年(大正7年)7月、歩兵第21連隊長に転じ、1920年(大正9年)4月、歩兵第75連隊長に就任した。1922年(大正11年)6月、陸軍少将に進級し歩兵第30旅団長となる。1924年(大正13年)8月、近衛歩兵第1旅団長に転じ、1925年(大正14年)5月、近衛師団司令部付となる。
1926年(大正15年)7月、陸軍中将に進み第5師団長に親補された。1928年(昭和3年)8月に待命となり、同月、予備役編入となった。
栄典
- 位階
- 1916年(大正5年)11月20日 - 従五位
- 1921年(大正10年)12月10日 - 正五位
- 1928年(昭和3年)9月28日 - 正四位
- 勲章
- 1926年(大正15年)4月26日 - 勲二等瑞宝章
脚注
参考文献
- 福川秀樹『日本陸軍将官辞典』芙蓉書房出版、2001年。
- 外山操編『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』芙蓉書房出版、1981年。
- 人事興信所編『人事興信録』第8版、人事興信所、1928年。
- 陸軍省編『陸軍現役将校同相当官実役停年名簿 昭和2年9月1日調』偕行社、1927年。
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